Sketchとは?Sketchで出来ることやインストール方法を紹介

sketch

photoshopやillustratorの牙城を崩す勢いで近年、ユーザーを伸ばしているデザインツール「Sketch」

日本でもじわじわ広がってきていますが、そのSketchとはいったいどういったツールなのでしょうか?

今回はこのデザインツールソフト「Sketch」の導入編として、

  • Sketchとは?
  • Sketchが得意な領域
  • Sketchが得意としない領域
  • Sketchのインストール方法

これらの内容について紹介していきます。ちょっと前から気になっていた、という人はぜひチェックしてみてください。

Sketchとは?

Sketchとはオランダで創業されたBogemian Coding(ボヘミアンコーディング)社によって開発されたデザインツールソフトです。

デザインツールと言えばphotoshopやillustratorを開発するAdobe社が最も有名だと思いますが、同社のドローイングソフトである「Fireworks」の開発が終了したこともあり、Sketchが注目されるようになりました。

photoshopやillustratorは月額課金制(月額2180円)ですが、Sketchは買い切り型で$99となります。

1万ちょっとくらいの値段ですね。

2017年3月現在のSketchのバージョンはSketch3ですが、Sketch4から年額$99に変更になると公式が発表もしていますね。

Versioning, Licensing, and Sketch 4.0

 

そして、現在のところSketchはMacのみの対応になります。

また、プラグインと呼ばれるものをインストールすることで機能を追加することも可能です。

Sketchを使い倒すための便利プラグイン16選 | ferret

 

その他にはphotoshopやillustratorなどに比べると動作が軽いというのも特徴の1つです。

Sketchが得意な領域

それでは実際にSketchが支持される理由は何があるのでしょうか?

ここからはSketchが得意とする領域について掘り下げていきます。

まず第一にiOSアプリなどのアプリケーションのUIデザインツールとして広く活用されています。

アプリ以外にもWebデザインソフトとしても活躍してくれます。(それに対応したプラグインも多数あります)

Sketchの公式動画ではSketchが持つポテンシャルが紹介されていますのでぜひご覧ください。

動画ではSKetch上で作成したアプリのモックを手元のiOS端末に出力し、実機で確認するシーンも紹介されていますね。

Sketchが得意としない領域

とは言え、Sketchをインストールしたからと言って、photoshopやillustratorがいらなくなるわけではありません。

上記で紹介したようにアプリのUIデザインやWebデザインには力を発揮しますが、本格的なデザインや画像加工にはまだAdobe社の製品に分があると言えます。(もちろん画像加工やロゴ、デザインの作成も十分できます)

一例を挙げると、photoshopでは画像の任意の対象を手動で切り取ることができますが、sketchでは切り抜きは出来るけど手動で細かく切り抜きはできないなどですね。

ソフトが自動で認識した範囲は切り取れますが、そこから手動での切り抜きはできません。

これは単に一例ですが、こういった細かい点ではまだphotoshopやillustratorの方が分があると言えます。

ただ、Sketchが得意とするWebデザインやアプリのUIデザインにはこういった機能は必須ではないので、適材適所といった所でしょうか。

目的に合ったツールを使い分けすることが理想と言えます。日本でもユーザーを伸ばしているツールですが、得意・不得意な点も抑えておきましょう。

Sketchのインストール方法

文章で説明してもSketchの良さはなかなか伝わりづらいと思うので、さっそく使ってみましょう。

Sketchでは1ヶ月のトライアル期間が用意されているので、実際に手持ちのMacにインストールしてその使用感を確認することができます。さっそくインストールしてみましょう。

まずSketchの公式サイトにアクセスします。

https://www.sketchapp.com

「Download Free Trial」というボタンをクリックすればソフトのダウンロードが開始されます。

あとはダウンロードしたファイルを展開することでMacでSketchを利用することができます。

実際に使ってみて購入を検討した方はトライアルボタンの右側にある「Buy Now for $99」ボタンをクリックすることで有料版に移行することができます。

この時にライセンスキーが発行されますので、そのキーをソフトに打ち込むことで使用できるようになります。

なお、支払いはクレジットカード払いになります。ペイパルも用意されていますが、クレジットカード払いが1番簡単でしょう。

まとめ

Sketchの特徴やインストール方法を紹介しました。

photoshopやillustratorはネット上や書店でもたくさん本がありますが、残念なことにSketchに関する書籍はまだ国内で流通していません。(2017年3月現在)

すでにデザイナーの方が執筆されていて近々発売予定のようですが、それでも書籍1冊だけというのはなんだか寂しいような気も・・・

ただ、Sketchが流行っていないのではなく日本での普及がじわじわ始まったという感じでしょうか。

いずれにしろ、1ヶ月間は無料で使うことができるので実際にSketchを使ってみてその機能を体感してみるのが1番早いと思います。ぜひ参考にしてみてください。

 

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