新しい教育の形、エドテックとは?
近年、既存の分野にIT技術が投入され付加価値のあるものが生み出される動きが加速していきます。
国内でもフィンテックという言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
そのフィンテックと同じ系列でエドテックという流れもありますが、今回はそのエドテックについて詳しく紹介していきます。
エドテックとは?
エドテックとは教育(Education)と技術(Technology)を組み合わせたもので、2つを組み合わせてエドテック(edtech)と呼ばれています。
同じようなもので、フィンテック(金融×IT)やアグテック(農業×IT)もありますね。
従来の教育分野にITの力で追加で価値を付与したり、新しいプロダクトを作り出そうという動きです。
国内のエドテック企業にはどんなものがある?
それでは国内のエドテック企業にはどういったものがあるのでしょうか?
例えばリクルートが提供するアプリで受験勉強ができる「スタディサプリ」もエドテック企業によるサービスと言えます。
オンラインで様々な学習動画を提供するプラットフォーム「Schoo」もエドテック企業に分類されますね。
DMM英会話のようなアジアの英語圏の国と国内の英語学習者をオンラインで繋げて格安の英語学習を提供するサービスもエドテック関連に分類されます。
海外のエドテックの流れは?
ここまでエドテックの説明と国内企業の事例を紹介してました。
その他にも海外の事例を交えて紹介します。
例えば海外でオンラインでプログラミングを学習できる「treehouse」も有名ですね。
エドテックと言うとオンライン上で学習できるプラットフォームのイメージが強いですが、仮想現実の技術を取り入れたサービスもあります。
シリコンバレーに本拠を置く「zSpace」も革新的な技術によって従来の教育分野に新しい風を吹き込むエドテックの1つです。
仮想現実の技術を使い、従来の教科書やノートで勉強する二次元の学習から三次元の学習を提案しています。
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まとめ
今回、エドテックに関して国内や海外の事例を交えて紹介しました。
民間の企業がエドテック分野に進出するというケースも見られますが、大学など公的機関がエドテック分野に力を入れる事例もあります。
日本でも2020年から小学校でプログラミング教育が始まりのその後2021年→2022年と段階的に中学校→高校と解禁されます。
世界的にエドテック分野は成長を遂げていますが、国内でも同じようにエドテック関連の分野がますます伸びてくるのではないでしょうか。
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