Rubyにも他のプログラミング言語と同じように変数というものがあります。
プログラミング学習において、変数は基本中の基本となることなのでしっかり抑えましょう。
Rubyの変数とは?
参考書などでRubyの学習をしていると、「変数」という単語が出てきます。
これはRubyに限らず、他のプログラミング言語でも変数は出てくるのですが、ここでRubyの変数について掘り下げて紹介していきます。
変数とは、オブジェクトに付ける名札のようなものです。
実際に見てみましょう。
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name = “Taro” |
上記コードの例では、Taroという文字列に変数nameという名札付けています。
右辺のTaroが左辺のname変数に代入されたとイメージしてください。
変数は箱のようなものと聞いたけど?
他のプログラミング言語を勉強した方は「変数はオブジェクトを格納する箱のようなもの」と聞いたことがある人も多いのでは?
確かにプログラムで変数を説明する上で「箱」という表現はよく耳にします。
しかし、Rubyに関しては箱というよりも「名札」と表現した方が適切でしょう。
あくまでどこかにある、オブジェクトへの参照を名札という形で管理しているということです。
オブジェクトに名札を付けるだけなので、型を指定することなくオブジェクトを変数として扱うことができます。
Rubyの変数を使ってみよう
冒頭でも少し紹介しましたが、Rubyの変数を実際に使ってみましょう。
Rubyの変数を扱う時のお作法は
変数 = オブジェクト
この形となります。なお、変数名には自分の好きなものを使って構いません。
しかし、後からコードを見返したり他の人がコードを見る場合に分かるように分かりやすいものを付けましょう。
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name = “Taro” p name => “Taro” #出力結果 |
なお、変数の中身を出力する時はpメソッドを使うとよいでしょう。
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fruit = ["apple”, "banana”, "orange”]> p fruit = [ |
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name = “Taro” name.length => 4 #出力結果 |
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“Taro”.length => 4 #出力結果 |