よく聞くようになったSTEM教育とは?子供教育の現場で何が起きているのか

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ママ友の会話で「STEM教育」という単語が出てきたら、あなたはその意味を知っていますか?

「あー!STEM教育ね!うんうん、うちも考えている!」

とりあえず話しを合わせてみたものの、STEM教育ってなに?と思った方のために、近年注目されているSTEM教育について紹介していきます。

 

アメリカでは早い段階から叫ばれるようになったSTEM教育。日本でも例外なく国や民間などSTEM教育に力を入れる動きが活発化しています。

 

今回はこのSTEM教育について掘り下げて紹介していきます。

 

STEM教育とは?

そもそもSTEM教育とは一体どういったものなのでしょうか?

WikiではSTEM教育について以下のように記載されています。

STEM教育(ステムきょういく)とは、教育の分野を指す語で、”Science, Technology, Engineering and Mathematics” すなわち科学・技術・工学・数学のそれぞれを指す、または、総称する語である。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/STEM教育

つまり、

  • Science(科学)
  • Technology(技術)
  • Enginnering(工学)
  • Mathematics(数学)

これら4つの分野の頭文字を取ってSTEMと呼ばれます。

これらの分野は個々が独立しているというよりも、それぞれが密接に連携し合っておりこれからの時代に必要な人材を育てることができる教育と言われています。

 

なぜSTEM教育が必要なのか?

従来の教育が否定されているわけではありませんが、なぜ近年STEM教育が叫ばれているのでしょうか?

これは産業のあり方が世界規模で変革していることにあります。

 

技術の発達により、人間が今まで行っていた仕事が機械に取って代わられるということも現実的な話になりました。

アメリカのAmazonでは長距離輸送のトラックを自動運転に切り替える実験が行われています。

自動運転が普及すれば将来、運転手やドライバーといった職業は大きく変わるかもしれません。

 

またテック系の成長もめざましく、フィンテックという既存の金融分野にテクノロジーを技術を投入することで新しいサービスを産み出す動きも出ています。

これ以外にもアグテック(農業 + テクノロジー)なども台頭してきていますね。

 

いずれも重要なポジションを占めているのはプログラミングを基礎とするテクノロジー技術です。

 

すでに以前から言われていることですが、こういったテクノロジー分野の台頭でエンジニアの数は世界的に不足しています。

国家間の競争を勝ち抜くためにも、それぞれの国がSTEM教育に力を入れ出しているわけですね。

 

STEM教育の海外事情

こうしたテクノロジー分野の台頭によってSTEM教育が脚光を浴びているわけですが、世界のSTEM教育事情はどうなのでしょうか?

IT教育ではアメリカが最先端を行っていると言われていますが、アメリカではオバマ大統領の就任後からSTEM教育に力を入れる動きが活発化しました。

オバマ大統領は2013年、国民に向けたメッセージでプログラミングを学ぶことの重要性を訴えています。

「ビデオゲームを買う代わりに、自分で作ってみよう。最近のアプリをダウンロードする代わりに、デザインしてみよう。プログラミングを学ぶことはあなたの未来のためだけじゃない。国の将来がかかっているのだ。」

 

海外の著名人はかなり前から将来、STEM教育を含むテクノロジー関連の教育の需要性を説いていたわけですね。

こうした流れを受けてアメリカでは数十億ドルもの予算を計上し、STEM教育を推進しています。

 

アジアに目を向けてもシンガポールでは国主体でSTEM教育の施設を作り、小さい頃からこれらの教育に子供が触れられるよう環境を作っています。

 

日本のSTEM教育事情

それでは日本ではSTEM教育の現状はどうなのでしょうか?

残念ながら国内のSTEM教育及びプログラミング教育は世界レベルで見ると周回遅れというのが現状のようです。

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化になるよう動いていますが、まだ先行きは不透明です。

 

日本が得意とするものづくりの分野にまでテクノロジーの波は押し寄せているので(例:自動車の自動運転技術)、世界の競争力に置いて行かれないようにSTEM教育に力を入れるよう官民が連携すべきですが、現状はまだまだといった所です。

 

STEM教育ではどんなことをする?

それでは具体的にSTEM教育ではどういったことを学ぶのでしょうか?

よくある例としてはScratchと呼ばれる遊びの要素を取り入れたプログラミング学習を取り入れたもの。

これはアメリカのマサチューセッツ工科大学が開発した子供向けのプログラミング学習ツールです。

Scratchとは?子供向けのプログラミングでよく聞くScratchを解説

 

これ以外にもレゴ社が開発したブロックを組み立てる感覚でロボットを組み立てて、そのロボットにプログラミングで命令をし動かすというものもあります。

マインドストームと呼ばれるこのツールを国内のプログラミング教室で導入している所は近年増えています。

子供が慣れ親しんだおもちゃで創造力を養いながらSTEM教育を受けることができるので、人気の学習教材です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回、STEM教育の内容と海外・国内の動向を交えて紹介しました。

国内でも2020年のプログラミング教育必修化に向けて、今後ますます注目度が上がる教育分野と言えます。

子供向けのプログラミングスクールも続々と開校されているので、早い段階でSTEM教育も習い事の選択肢の1つとして入れておくと良いかもしれません。









 

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